遺品整理で買取できる遺品が出てきたら?買取先を解説
公開日 2024/10/10
更新日 2025/01/20
親や親戚が亡くなったあと、やらなくてはならないのが遺品整理です。
価値のあるものは形見分けするか買取に出し、そうでないものは処分するのが一般的ですが、どこに依頼したらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、遺品整理で買取できる遺品が出てきた場合の買取先について、どんなところがあるのか、それぞれどんな特徴があるのか、どんなものが買い取ってもらいやすいのか解説します。
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目次
故人が使っていたアクセサリー類、お嫁入りの道具に持たされた着物類など、趣味で集めていたものなど、遺品を整理していると買取に出せるようなものが出てくる可能性があります。
近年では、少しでも葬儀費用や財産分与の足しにしようと、遺品買取サービスを利用してまとめて買い取ってもらうケースが増えています。
関連記事:遺品整理の重要性と実際に売れるものとは?買取の注意点も解説
遺産を相続するのが自分1人であれば、自分の好きなようにすればいいのですが、大抵の場合は遺産を家族や親族と分け合うことになります。
そのため、買取ができそうなものが出てきた場合には、家族や親族と相談してどのようにするか決める必要があります。
まずは遺品を整理し、リスト化しましょう。その上で、家族・親族の人たちと形見分けで欲しいものはないか確認します。
故人が遺書やエンディングノートに遺品の取り扱いについて言及している可能性もあるので、そちらも確認しましょう。
家族・親族に欲しい人がおらず、故人の希望も特にない場合は買取に出して現金化し、他の資産と一緒に分配することになります。
買取に出す場合は、業者の選定に入ります。
買取業者によって査定金額が異なる場合もあるので、時間に余裕があれば複数の業者にきてもらい、見積もりを出してもらいましょう。
「見積もり無料、金額が気に入らなければ断ってもらって構いません」と謳っている業者であれば、安心して見積もりをお願いすることができます。
その際、複数の業者に見積もりをお願いしていることを伝えておくと、断る時がスムーズです。また、その業者がどうしても買い取りたいものがあった場合、見積もり金額を上乗せしてくれる可能性もあります。
関連記事:遺品整理で高額買い取りが期待できるものとは?高く売るためのコツも紹介
遺品の買取を行ってくれる業者・サービスには次のようなところがあります。
リサイクルショップは、基本的に自分で持ち込む必要があります。また、基本的にリサイクルショップは買い取った品物の手入れをして販売するお店なので、売れる見込みがないと判断されたものには値段がつかず、持ち帰りとなる可能性があります。
また、買取金額に業者の利益を上乗せして販売するので、買取価格はあまり高くないことが多いです。
中には限定品、人気商品などに関係なく状態だけで判断する業者もあるので、注意が必要です。
フリマアプリはアプリの業者に払う手数料以外に費用がかからないため、高く売れやすいです。
また、知る人ぞ知る名品など隠れた価値のあるものが探している人の目にとまればプレミア価格で売れることもあります。
ただし、相手との直接のやりとりになること、出品のために写真を取ったり紹介の文面を作成したりする手間がかかります。
関連記事:骨董品をオークションで出品する利点は?種類や方法も解説
不用品回収業者に費用を払って全部まとめて処分してもらうという方法もあります。
トラック1台分でいくら、というかたちで料金体系が決まっていることが多く、分別する手間が省けます。
買取業と兼業している業者に依頼すれば買取と不用品処分が一度に済みます。
遺品整理業者は,遺品の整理に関するあらゆる業務を一手に引き受けてくれます。
具体的には、遺品の分別・回収から遺品供養、整理後の清掃などです。必要であれば、特殊清掃にも対応してくれます。
遺品整理業者を利用することで、遺品整理がスムーズに進むほか、さまざまな手続きに必要な書類を誤って処分する恐れがないという利点もあります。
骨董品がある場合には、骨董品買取業者に依頼するのも一つの方法です。
骨董品の価値はきちんと知識のある人が見なくてはわかりません。不用品回収業者などに依頼した場合、古食器として扱われたものが、実は大変な価値のある骨董品だったというケースもあります。
出張査定に対応しているところがほとんどなので、足を運ぶ手間なく査定をしてもらうことができます。
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遺品のなかで、買取に出せるような価値のあるものはどのようなものでしょうか。ここでは遺品整理で買い取ることが多い品物をご紹介します。
骨董品や美術品は買取に出すことができます。
押入れの奥に入っている茶碗が買取に出せるような品物なのかどうかは専門家でないと判断がつきません。自分で判断せず、一度査定をしてもらいましょう。
買取業者の中には、無料で査定をしている業者もたくさんあります。
貴金属は安定して高値で売れるもののひとつです。
アクセサリーの形になっていても構いませんし、デザインが時代遅れでもアクセサリーを「貴金属」として買取に出す場合には問題ありません。
金・銀・プラチナといった貴金属は1gあたりいくら、というかたちでその日その日の取引価格が決まっていて、そこから買取価格も決まるからです。
もし、アクセサリーに鑑定書がついていればそれも一緒に買取に出しましょう。プラスに働くケースもあります。
着物は洋服と異なり形に流行がなくサイズに融通がききやすいため、買取業者が取り扱うことが多いです。
いくらサイズに融通がきくとはいえ限度があること、一度仕立ててしまったら一度も着ていなかったとしても古着扱いになるため、思ったほどいい値段がつかなかったということもあります。
人間国宝の手によるもの、大島紬などのように価値のあるものなどでない限りは、買取金額には期待しない方がよいでしょう。
また、木綿やウールの普段着や、近年よく見られるポリエステル素材の着物には一般の買取業者では値段がつかないことが多いです。
こういった着物にどうしても値段をつけたい場合には、リサイクル着物を扱うお店や重量で値段をつけてくれる古着店に持ち込む、またはフリマサイトに出品するのがよいでしょう。
家電製品は、きちんと動作するかの確認をした上での買取となるので、買取できるかどうかの結果が出るまでに時間がかかることがあります。
基本的には年式が新しければ新しいほど高い価格で買い取ってもらえます。
説明書、保証書、付属品なども一緒に査定に出すのを忘れないようにしましょう。
エルメス、ルイ・ヴィトンなどいわゆるハイブランドの商品は値段がつきやすいです。
ブランド品にもどうしても流行があるので、その時人気のブランドの商品や、限定品や廃盤品などで探している人が多いものは査定金額も高くつきやすいです。
ブランド品は、購入した時のショップカードや保管用の布袋などがあれば一緒に査定に出しましょう。
ジュエリーブランドの商品は、ブランド品として査定に出してみて、あまり価値がつかなくても貴金属として買取してもらえる場合もあります。
詳しくは先に述べた「貴金属」の項目をご覧ください。
一見ガラクタのように見えても、見る人が見れば喉から手が出るような宝物の可能性があるのがコレクター品です。
コレクター品として多く売買されているものには、以下のようなものが挙げられます。
これらのものをより高く買い取ってもらうには、付属品をつけることです。例えば箱入りの洋酒なら箱入りのまま、腕時計であれば長さを調整するコマなどが揃っていることで、より高い査定金額がつく可能性があります。
遺品整理で買取できる遺品が出てきた場合の買取先について、どんなところがあるのか、それぞれどんな特徴があるのか、どんなものが買い取ってもらいやすいのか解説してきました。
より高く買い取ってもらうには、それぞれの専門業者に依頼するのが一番です。
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この記事の監修者
義村 安悟(よしむら あんご)
《経歴》
美観堂 大阪本店店長 査定歴15年
《コメント》
複数の店舗で店長としての経験を活かし、身の回りのさまざまなジャンルのお品物を丁寧に査定しています。特に古美術品の買取においては、作品の歴史や芸術的価値、作家や時代の背景を考慮して査定を行っており、状態だけでなく市場の動向を踏まえ、公正で適正な価格設定を心がけております。
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