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掛軸

川合玉堂とは？経歴や代表作をチェック

公開日 2025/02/25

更新日 2025/02/28

川合玉堂とは、明治から昭和にかけて活躍した日本画の巨匠であり、その作品は現在でも多くの人々に愛されています。
本記事では、川合玉堂の人物像や経歴、画風と代表作、作品を鑑賞できる場所をわかりやすくまとめました。

川合玉堂とはどんな人物？

川合玉堂（かわいぎょくどう）は、明治から昭和にかけて日本画の発展に大きく貢献した画家です。四季の移ろいや日本の原風景を巧みに描き出し、文化勲章を受章するなど高い評価を得ました。近代日本画を語る上で欠かせない存在とされています。

川合玉堂の経歴

川合玉堂は1873年、愛知県に生まれました。幼少期から絵の才能を示し、はじめは渡辺省亭の元で学んだと伝えられています。京都では幸野楳嶺に師事し、その後、上京して橋本雅邦の門下となりました。さらに帝室技芸員に任命されるなど、公的にも高い評価を獲得しました。

川合玉堂の画風

川合玉堂は、日本の風景や自然を温かみのある筆致で描いたことで知られます。伝統的な大和絵に西洋画の遠近法を融合し、繊細かつ情緒豊かな表現を確立しました。
代表作としては「行く春」や「木曽路之秋」などが挙げられます。季節の移り変わりや日本独特の風景を独自のタッチで表現し、多くの人を惹きつける魅力を持っています。

川合玉堂の作品を見られる場所

川合玉堂の作品は、東京国立博物館や山種美術館などで公開される機会があります。中でも東京都青梅市の玉堂美術館は、川合玉堂ゆかりの地として多くの作品を所蔵しており、彼の世界観を間近で堪能できるスポットです。

日本の自然美を美しく描いた川合玉堂

川合玉堂は日本の自然美を情感豊かに描き、近代日本画の発展に大きく寄与しました。作品の背景や画風を理解すると、日本画の奥深さをあらためて感じられます。川合玉堂の作品にご興味がある方は、美観堂へお気軽にお問い合わせください。

掛軸の買取なら美観堂

この記事の監修者

監修者の写真

義村 安悟（よしむら あんご）

《経歴》

美観堂 大阪本店店長 査定歴15年

《コメント》

複数の店舗で店長としての経験を活かし、身の回りのさまざまなジャンルのお品物を丁寧に査定しています。特に古美術品の買取においては、作品の歴史や芸術的価値、作家や時代の背景を考慮して査定を行っており、状態だけでなく市場の動向を踏まえ、公正で適正な価格設定を心がけております。
また、遠方にお住まいのお客様からのご依頼も多い中、出張買取を通じて、さらにお役に立てるよう努めてまいりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

《許可証》

古物商営業許可番号:第62111R051143号

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