遺品整理の費用相場は?費用を抑えるポイントともに解説
公開日 2024/10/04
更新日 2025/01/20
家族や親しい人が亡くなった場合、思い出の品々を整理しなければなりません。遺品整理は自分でも行えますが、作業には時間と労力を要します。遺品整理に時間と手間をかけたくない方は、遺品整理の業者に依頼するのがおすすめです。しかし、遺品整理を業者に頼むとどれくらい費用がかかるため、依頼するのを躊躇している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、遺品整理の費用相場や内訳を解説します。また、費用を抑えるための具体的なポイントや業者に依頼するメリット・デメリットも解説します。遺品整理を業者に依頼しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
総務省の「遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書」によると、遺品整理にかかる費用は30万円でした。詳細な相場費用は、以下のとおりです。
間取り | 作業人数 | 費用相場 |
1R・1K | 1~2名 | 30,000~80,000円 |
1DK・2DK | 2~3名 | 50,000~150,000円 |
1LDK・2DK | 2~5名 | 70,000~200,000円 |
2LDK・3DK | 3~7名 | 120,000~300,000円 |
3LDK・4DK | 4~8名 | 170,000~500,000円 |
4LDK~ | 4~10名 | 250,000~600,000円 |
遺品整理の費用は、部屋の広さ・部屋数が増えるほど作業量が増加するため、その分費用は高額になります。
遺品整理の相場を見ると、高いと思われた方もいるのではないでしょうか。また、どこにどれだけの金額がかかっているのかと疑問に思われた方もいるでしょう。
ここでは、遺品整理にかかる費用の内訳を細かく解説していきます。
遺品整理の費用において半分の割合を占めるのが「人件費」です。一つの部屋に対して1人の担当者が遺品整理を行い、ほかに運搬係や積み込み、車両監視係が必要です。例えば、2部屋の家の遺品整理をする場合は、4人のスタッフが作業に当たることになります。
遺品が少ない場合は、担当する人数が減ることもあります。人件費には、片付けや梱包、撤去などの作業費が含まれており、1名1時間3,000円が相場です。人件費の計算式は以下のとおりです。
人件費=作業を行った人数×作業時間
遺品のある部屋が広い・遺品が多い場合は、作業人数が増えるため、その分費用も高くなります。
故人が生前使用していた家具、家電、衣類などの家財の処分費もかかります。遺品整理を依頼した場合は、担当した業者が家財の処分をすることになるからです。
家財処分費は全体の1割程度で、かかる費用は業者によって異なります。処分を依頼する市区町村によって、処分費用が変わるからです。
同じ遺品量であったとしても、地域によって倍近く差が出るケースもあります。処分するものによって処分地域を変えるといったノウハウがある業者を選べば、家財処分費を軽減できる可能性があるでしょう。
また、業者の中には、リユースやリサイクルができるところもあります。こういったサービスをしている業者を選べば、家財処分費を軽減できます。
諸経費には、以下のようなものが挙げられます。
依頼する業者が、新聞やチラシなどの広告を出している場合、ほかの業者よりも諸経費が高くなる場合があります。遺品整理の注文のみを受け付け、下請けに作業を依頼している業者の場合、中間マージンがかかってしまいます。安く済ませたい場合は、直接依頼できる業者を選ぶのが良いでしょう。
特殊清掃費とは、通常の清掃では汚れや臭いを落とすのが難しい場合にかかる費用です。特に近年では、一人暮らしの高齢者が増えていることもあり、特殊清掃を必要とするケースも少なくありません。例えば、孤独死や事故などで長期間放置されてしまった部屋の場合、通常の清掃では取り除けない汚れが発生している可能性があります。
この場合に必要な作業は、以下のとおりです。
費用は死後の経過日数や場所によって異なり、6~10万円程度かかります。
遺品整理には、人件費や家財処分費、諸経費などさまざまな費用がかかります。遺品整理を依頼するなら、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。ここでは、費用を抑えるポイントを細かく解説します。
遺品整理をできるだけ安く済ませたいという方は、ぜひ参考にしてください。
遺品整理を行う際、費用を抑えるための有効な方法の一つが、使えるものや価値ある遺品を売却することです。家電製品や家具、骨董品や貴金属などは、買取店やフリマアプリ、リサイクルショップを利用し、現金化しましょう。
買取の手間が面倒な場合、買取を行っている業者を選べば、費用から買取額を差し引いてくれるため、買取にかかる手間と費用を軽減できます。ただし、遺品業者は遺品に対する専門知識が浅く、買取品目が限られるケースも少なくありません。価値がある骨董品などは、買取業者ではなくそれぞれ専門の買取を行っている専門店に依頼するのがおすすめです。
専門的な知見から判定をしてくれるため、その分、買取価格は高くなります。
遺品整理の費用を抑えるためには、事前に自分で捨てられる荷物を処分しておくことが有効です。遺品整理にかかる費用の大半は人件費です。家庭で出る一般的なごみや衣類など、自治体で処分できるものがあるなら、自分で整理しましょう。そうすれば、遺品整理にかかる作業が減るため、その分費用を軽減できます。
可燃ごみや不燃ごみ、リサイクル資源など、ゴミ収集で回収してもらえるものは、収集の曜日を確認してこまめに処分しましょう。
なお、故人の家が遠方であったり、忙しくて処分ができなかったりする場合は、分別だけ行っておくのがおすすめです。分別だけした場合でも遺品整理当日の作業量が減るため、費用を軽減できます。
関連記事:遺品で捨ててはいけないもの14選!その理由とともに徹底解説
不要となった大きな家具や家電製品などを、自治体の粗大ごみの回収サービスを利用して処分することも費用を抑えるポイントです。大型の家具や家電製品は、業者に依頼すると高額な処分費がかかることがあります。
粗大ごみは自治体に申請する・自治体の施設に持ち込むなどにより処分してもらえば、業者に処分してもらうよりも安く済ませることが可能です。小さめの粗大ごみは1,000円以下、持ち込みなら無料で処分してもらえるなど、自治体により処分費用はさまざまです。
自治体の処分を利用する場合には、予約が必要だったり回収日が決まっていたりする場合もあります。あらかじめ、自治体のホームページや電話などで確認しておきましょう。
遺品整理の費用を抑えたいなら、業者が指定する日時に合わせて依頼することも一つの方法です。業者の中には、選ぶ日によって割引を設定している業者があります。時間に余裕がある・急ぎではない場合は、割引のある業者に依頼し、指定の日に遺品整理をしてもらうと良いでしょう。
なお、業者によって深夜料金を必要とするところや、特急料金を設定しているところもあり、選ぶ日時により通常より高くなるケースもあります。できるだけ安く済ませたいなら、業者の指定する日時を選び、急がず対応できるようにしましょう。
どうしても深夜にしか対応できない場合は、深夜料金込みで遺品整理してくれる業者を選びましょう。
費用を少しでも抑えたい場合は、相見積もりを取りましょう。見積もりを取ったのが1社だと、その価格が適正かどうかの判断ができません。複数社に依頼すれば、価格や内容を比較し、納得できる選択ができるでしょう。
見積もりには、かかる費用はもちろん、作業内容が詳しく書かれているのが一般的です。しかし、「遺品整理作業一式」といった曖昧な表記のみで具体的な作業内容が掲載されていない場合もあります。これではどのような作業にいくらかかっているのかが不明瞭で、悪徳業者の可能性も否定できません。不明点がある場合は、業者に詳細を確認しておくことが大切です。
あわせて口コミサイトで評判を確認しておくと安心して依頼できます。
業者に依頼すると費用が高くなるため、自分で遺品整理をしようと考える方もいるでしょう。しかし、業者に頼むからこそのメリットもあります。ここでは、遺品整理を業者に頼むメリットを紹介します。
遺品整理を業者に依頼する最大のメリットの一つは、短時間で作業が完了する点です。遺品整理は思った以上に手間と時間がかかる作業で、家族だけで行うと数週間から数ヶ月、1年かかることもあります。
故人の家が遠方である場合、行き来には時間や交通費、手間がかかります。特に遺品が多い場合や、仕事や家事で忙しい人にとっては、日常生活と並行して進めることは大変です。
プロの業者に依頼すれば、数人で作業するため最短1日で作業が完了します。短時間で効率的に整理を進めたい方は、業者への依頼がおすすめです。
遺品のなかには重い家財があるため、肉体的な負担が大きく、特に高齢者や女性、体力に自信のない方には難しい作業となります。無理をして自分で作業した結果、腰を痛めたり怪我につながったりする恐れもあるでしょう。
遺品整理業者に依頼すれば、プロのスタッフが安全かつ効率的に重い家具や家電を運び出してくれます。重い物を扱う必要がなく、体力的な負担や怪我のリスクを避けられるのは、業者に依頼する大きなメリットといえます。
遺品整理を業者に頼む場合、デメリットもあります。ここでは、デメリットを詳しく解説します。遺品整理を業者に依頼しようと考えている方は、メリット・デメリットも合わせて依頼するか検討してください。
自分で作業するよりも費用が高くかかってしまう点がデメリットです。ごみの処分費や交通費などがかかる場合もありますが、業者に頼むとそれ以上の費用がかかります。
短時間で整理を終わらせたい・手間をかけたくない場合は業者に依頼するのがおすすめです。なお、故人が遠方に住んでいる場合、自分で遺品整理をしようとすると行き来するたびに交通費がかかります。また、遺品のある場所が賃貸マンションの場合、遺品整理の時間がかかることにより家賃が発生してしまうケースもあります。
このような場合は、業者に頼んだ方が安くすむこともあるため、交通費や賃貸料、業者に依頼したときの費用を比較検討してみると良いでしょう。
遺品整理は単なるものの片付けではなく、故人との思い出を振り返り、心の整理をする時間でもあります。業者に遺品整理をしてもらうと、1日から数日で作業が終わってしまうため、遺品を眺めながらゆっくりと気持ちに整理をつけることもできません。
また、自分にとって大切なものも捨てられてしまい、あとで後悔するおそれもあります。大切なものがある場所や残しておきたい場所がある場合は、あらかじめ業者に伝えておきましょう。そうすれば、手をつけず残してくれるため、ゆっくりと思い出に浸れます。
思い出の場所だけ残しておけば、いずれ気持ちに整理できた時点で、納得して処分できます。
遺品整理を業者に依頼した場合、多額の追加料金がかかったり大切な遺品を捨てられてしまったりするケースがあります。このようなトラブルを回避するには、どうしたら良いのでしょうか。
トラブルを回避するためのポイントとして挙げられるのが、追加費用とキャンセル料をチェックしておくことです。見積もりの段階で費用が提示されますが、実際の作業がはじまったのちに追加費用がかかる場合があります。
特に、現地を見ずに見積もりを取ってもらった場合、追加で費用がかかるケースは少なくありません。詳しい見積もりをしたい場合は、訪問見積もりを依頼し、現場の状況を正しく判断したうえで費用を計算してもらうのがおすすめです。
訪問だとしても追加費用を請求されるケースもあるため、追加で料金が発生するかを確認しておきましょう。キャンセル料金は、キャンセル日によって割合は変わるため、事前に確認しておきましょう。
遺品整理を円滑に進めるためには、事前に捨てる遺品と残す遺品を分けておくことが大切です。遺品のなかには、写真、手紙、貴金属などの貴重品や、形見分けとして保管しておきたい品などがあるかもしれません。
業者に一任する前に、自分や家族でしっかりと話し合い、残しておきたい遺品や大切な思い出の品を選別しておきましょう。そうすれば、あとから「捨ててしまった」と後悔するリスクを避けられます。
なお、遺品整理の当日に立ち合いができず、残す遺品を確認できない場合には、作業前後の写真を残してもらうことも可能です。
遺品整理を業者に依頼すると、自分で作業するよりも多くの費用がかかります。しかし、自分で作業する必要がない・業者が数人で作業してくれるため、時間と手間を削減できます。業者によって作業にかかる費用や追加費用の有無は異なるため、必ず確認しておきましょう。
遺品整理を進める中で、思いがけず古い陶器や絵画などの骨董品が見つかることがあります。専門の業者で適切に評価・買取をしてもらえれば、整理費用の一部を補填することが可能です。
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この記事の監修者
義村 安悟(よしむら あんご)
《経歴》
美観堂 大阪本店店長 査定歴15年
《コメント》
複数の店舗で店長としての経験を活かし、身の回りのさまざまなジャンルのお品物を丁寧に査定しています。特に古美術品の買取においては、作品の歴史や芸術的価値、作家や時代の背景を考慮して査定を行っており、状態だけでなく市場の動向を踏まえ、公正で適正な価格設定を心がけております。
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