骨董品の保険である「動産総合保険」について詳しく解説
公開日 2024/07/30
更新日 2024/10/30
骨董品・美術品を取り扱う際は、破損や盗難リスクを避けるために「動産総合保険」に加入することが一般的です。高額な作品や希少価値の高いものを安心して所持していくには、万が一に備えた対策が必要です。
本記事では、骨董品の保険「動産総合保険」について解説します。
目次
骨董品や美術品など高額品を扱う際は、万が一に備えた補償が必要です。動産総合保険に加入しておくと骨董品のメンテナンス時の不注意や、不意に起こる災害や事故のリスクに備えることができます。
動産総合保険は、火災保険や他の損害保険よりも、保管・運送・展示などで動産を取り扱う際に、幅広い対象範囲でカバーできるのが特徴です。特に高額な作品には動産総合保険に加入していると、所有者、運送業者、展示会スタッフなど関係者への損害負担のリスクを軽減できます。
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骨董品・美術品を扱う際、動産総合保険について以下のポイントを確認しましょう。
動産総合保険は、原則すべての動産が対象です。ただし、一部対象外となる動産(自動車、航空機、鉄道車両、船舶、水場を使用または保管場所とするものなど)もあります。
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動産総合保険の補償範囲は、主に以下の内容があります。
なお、対象とならない事故については、不誠実行為によって生じた損害、自然の消耗、瑕疵、性質損、虫害等による損害、地震、噴火、津波による損害などがあります。
対象外の内容については、事前の確認が必要です。
保険金額(補償金額)は、時価額が基本です。時価額については、市場価格で同等の商品が広く流通していることが条件です。
骨董品・美術品の査定については、専門の鑑定士による証明の鑑定書があると、信憑性が高くなるので契約がスムーズにできます。
骨董品・美術品の保険には、広範囲な内容で補償する動産総合保険が適しています。
特に高額な作品は、あらゆる災害や事故リスクが伴うため、補償があると安心です。
骨董品の買取なら美観堂にお任せください。豊富な実績と迅速な対応、個人情報は厳正に管理しお客様に丁寧に応対します。
動産総合保険を検討される際は、当社の専門スタッフによる無料鑑定をご利用できます。
まずはお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修者
義村 安悟(よしむら あんご)
《経歴》
美観堂 大阪本店店長 査定歴15年
《コメント》
複数の店舗で店長としての経験を活かし、身の回りのさまざまなジャンルのお品物を丁寧に査定しています。特に古美術品の買取においては、作品の歴史や芸術的価値、作家や時代の背景を考慮して査定を行っており、状態だけでなく市場の動向を踏まえ、公正で適正な価格設定を心がけております。
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